広島県福山市で6月、バイク4台で信号無視などの暴走行為を行ったとして、福山市に住む16歳の解体作業員の少年と14歳の中学生の2人が道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、少年らは6月10日の夜、ほかの3人とともに、4台のバイクで福山市内の国道2号線などを、信号無視や並進などを繰り返しながら走行した疑いがもたれています。

警察の調べに対し、少年らは「まちがいない」と容疑を認めているということです。

少年らは暴走行為を行いながら、10日の午後9時45分ごろ、福山市新涯町2丁目の交差点を赤信号を無視して進入し、4台のバイクのうち16歳の少年が運転する1台が普通乗用車と衝突する事故を起こしました。普通乗用車に乗っていた人や、バイクを運転していた少年にはけがはありませんでしたが、バイクに同乗していた少女が軽傷を負ったということです。

警察は今回逮捕した2人以外の3人についても、共同危険行為の疑いで捜査しています。

事故を起こした16歳の少年は「福山スペクター」と呼ばれる暴走族グループの一員とみられていて、警察は残り4人についても暴走族グループとの関係性を調べています。

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