SNSで知り合った人物の「私を通じて投資をすれば必ず利益が出る」との言葉を信じ、島根県出雲市に住む男性が、合計約577万円の詐欺被害に遭ったことが分かりました。

詐欺被害に遭ったのは出雲市に住む30代の男性です。

出雲警察署によりますと、男性はSNSの仮想通貨に関するグループチャットで、今年5月3日頃から「JACK」というアカウント名の人物と連絡を取るようになりました。

JACKから「私を通じて投資をすれば必ず利益が出る」と勧められた男性は、仮想通貨の取引所を通じ、指定された送信先に仮想通貨を送金して投資を開始。

JACKから、利益を保証する内容のメッセージが届いていたことから、自分が儲かっていると信じてしまい、約1か月の間に合計15回、約577万円相当の仮想通貨を送金してしまったということです。

送金額が500万円を超えたことから男性が返金を求めたところ、「エラーが発生し返金ができない」と言われ、出雲署に相談。詐欺被害に遭っていることが発覚しました。

警察では、「SNS上で知り合った人から副業や投資を勧められた場合は詐欺を疑い、1人で判断せず、警察に相談するように」と注意を呼びかけています。

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