マツダ財団が、市民団体などに対して助成金を贈る「市民活動支援」で、ことしは県内で9つの団体が選ばれ、贈呈式が行われました。

マツダ財団は、科学技術の振興と、青少年の健全な育成のために助成などを行う財団で、市民活動支援は今回で40回目です。マツダの工場がある山口県と広島県内の29団体が選ばれました。県内では9つの団体が対象で、贈呈式では団体の代表者らに贈呈書が手渡されました。

このうち「防府市防災士等連絡協議会」は、子どもたちが主体的に運営する防災キャンプの活動を行っています。3年間で、市内全ての校区での実施を目指します。

防府市防災士等連絡協議会 宮本博史会長
「大人では全く気がつかないことを子ども達って考えますから、子ども達のそういった知恵もお借りしながら一緒になって地域の力を高めて行きたいと思っています」
マツダ財団常務理事 大塚宏明事務局長
「よりより姿を目指してお互い一緒に活動できればと思っています」

助成金の総額は2県あわせて800万円となっています。

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