任期満了に伴い、きょう投票が行われた東京都知事選は、現職の小池百合子氏が当選確実となりました。
■安定した戦いの小池氏与党支持層の大半固め当選確実
きょうJNNが行った出口調査(午後7時半時点)に取材を加味して投票の動向を分析しました。それによりますと現職の小池百合子氏は、自民党支持層の約7割と公明党支持層の約8割を支持を得ています。さらに無党派層の約3割からも支持を得て、当選が確実となりました。
小池百合子氏は兵庫県出身の71歳。民放キャスターなどを務めた後、1992年に参議院議員、93年に衆議院議員に。環境相や防衛相を歴任後、2016年8月に東京都知事に就任。現在まで2期8年を務めています。
■無党派層は約4割が石丸氏に蓮舫氏支持は2割弱にとどまる
広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏は、無党派層の約4割の支持を得て激しい追い上げを見せましたが、小池氏に及びませんでした。
前参議院議員の蓮舫氏は、立憲・共産支持層の約7割の支持を得ましたが、無党派層からの支持は2割弱にとどまるなど、厳しい戦いとなりました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。