大阪府豊中市の公立中学校のハンドボール部で顧問が部員全員に丸刈りを強要していたとして、市の教育委員会調査を始めたことがわかりました。

関係者によりますと、豊中市立中学校のハンドボール部で2021年に2回、当時の顧問が約10人全ての部員に頭髪の丸刈りを強要したということです。

顧問は一部の部員の生活態度が悪いことなどを理由に挙げ「連帯責任」として全員に丸刈りを求めた一方、部員には「気合を入れるため自発的に丸刈りにした」と周囲に説明するよう圧力をかけていました。

(関係者)
「(Q理由に納得できますか?)全くできないですし、何の責任になっているのかわからないですね」
「(当時の部員は)思いつめた顔というか、口数も減って思い悩んでいる感じだったので傷ついたのだなとおもって、見ていて辛かった」

ほかに部員の胸ぐらをつかんで引きずり倒すなどの暴行があったという情報もあり、豊中市の教育委員会は調査を開始。今後、当時の学校関係者に聞き取りを行う方針です。

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