環境省・気象庁は、あす(8日)も全国各地に熱中症警戒アラートを発表している。沖縄地方でも、大東島地方をのぞく地域に発表されていて、沖縄本島地方では3日連続、八重山地方では24日連続だ。

熱中症警戒アラートでは暑さ指数「WBGT」(=Wet Bulb Globe Temperature)「31」以上を最も危険とする。気温に近い数値だが、気温だけでなく湿度を重視する。また日射量も考慮して、熱中症の危険度が示される。

湿度が高いと汗が蒸散しにくくなり体温調節が難しくなり熱中症リスクが上がることから、同じ気温や日射量でも湿度が高ければ暑さ指数は上がる。

また注意すべきポイントも「日常生活」と「運動時」で異なる。

暑さ指数「WBGT」の目安(詳しくは画像参照)
■31以上:危険
■28以上31未満:厳重警戒
■25以上28未満:警戒
■25未満:注意

あす(8日)正午の沖縄の暑さ指数

8日の沖縄県内は、那覇・名護・宮古・石垣などで正午の暑さ指数が32と予測され、危険な暑さとなるおそれがある。



<熱中症予防のための行動>
・エアコンなどで涼しい環境にして過ごし、こまめに休憩・水分補給・塩分補給する
・屋外など涼しい環境で過ごすことができない場合は、衣服を緩める。皮膚を濡らしてうちわや扇風機で扇いだり、氷やアイスパックなどで冷やす

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