沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブ前で、抗議の座り込みが始まってから7日で10年となるのを前に、6日、市民らが手をつないで基地を囲み、辺野古移設反対を訴えました。

「命と暮らしを壊すな!」
6日午前、「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」が開いた県民大行動には、約1200人(主催者発表)が集まりました。

市民らが米軍海兵隊のキャンプ・シュワブのゲート前で座り込みを始めてからあすで10年。
集まった人たちは基地のフェンス沿いをおよそ1キロにわたって人間の鎖でつなぎ、辺野古移設反対を訴えました。

【オール沖縄会議 稲嶺進共同代表】
「我々は絶対に許してはいけない。我々は負けない。あきらめない。」

ゲートを監視するように設置されたテント前で開かれた集会では、座り込みに関わってきた各市民団体の代表などが次々とマイクを握り、民意を無視し続ける政府に向けて、強い憤りをあらわにしました。


【参加者は・・・】
「何度も何度もみんなで協力してやってきたけれど、悪くはなっても全然先に進めてないなと思います。」

2014年7月7日に、新基地建設に使用される資材搬入を阻止しようと始まった座り込みは、7日で、3654日目となります。

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