愛知県田原市では県の絶滅危惧種に指定されている「ハマボウ」の花が見ごろを迎えています。

青空の下に咲く、黄色の花ハマボウは、温暖な海岸などの水辺に生えるアオイ科の植物で、朝咲くとその日の夕方にはしぼんでしまう「一日花」としても知られます。

河川の改修などの影響でその数は減少していて、愛知県の絶滅危惧種に指定されています。

田原市堀切町の約300平方メートルの野生地は、県の天然記念物に指定されていて、高さ3メートル余りのハマボウが鮮やかな花を次々と咲かせ、今、見ごろを迎えています。花は来月中旬ごろまで楽しめるということです。(了)

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