今年上半期の岩手県内の企業倒産は計33件で、東日本大震災が起きた2011年以降最多となりました。
東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、今年1月から6月の上半期の負債1000万円以上の企業倒産の件数は去年の同じ時期より10件多い33件で、負債総額は約31億円増え69億5900万円でした。いずれも東日本大震災の発生した2011年以降最多です。産業別では「建設業」の12件が最も多く、宿泊業など「サービス業他」が8件で続きます。要因としては「販売不振」が18件で最多です。
東京商工リサーチ盛岡支店は今後について「新型コロナや物価高など複合的な要因により、企業の経営環境は依然として厳しいのが実情で、倒産件数は増加の勢いが強まっている」としています。
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