奈良国立博物館が所蔵する、国宝をはじめとした貴重な仏教美術作品を一堂に集めた展覧会が、6日から金沢市で始まりました。

県立美術館で開幕した「まるごと奈良博」。来年、開館130周年を迎える奈良国立博物館が所蔵する、「薬師如来坐像」など国宝8点を含む205点の作品が並びます。館内には、1400年にも及ぶ仏教美術の歴史をたどる9つのテーマに加え、北陸ゆかりの仏像や仏画を展示したコーナーも設けられ、初日からさっそく多くの人が貴重な作品の数々に見入っていました。

「まるごと奈良博」は、会期を前期と後期に分けて来月25日まで開かれます。また、能登半島地震の復興支援として、内灘町以北に住む小・中学生の観覧は無料となります。

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