3月31日の始発便から開業した新潟駅の新しいバスターミナルに横断歩道がなく、利用者からは「不便だ」という意見が相次いでいることについて、新潟市の中原八一市長は定例会見で「新たに横断歩道を設置することは困難」と話し、利用者に理解を求めました。

新潟駅の新しいバスターミナル。
高架化された駅の真下を通るバス専用道路には横断歩道が有りません。
そのため、道路を挟んだ反対側のバス停まで行ったり来たりするためには、駅南広場まで離れた横断歩道まで行くか、駅の2階まで上がってから下りて行かなければならず、健常者でも少なくとも2~3分は時間がかかります。

そのため新潟市には、不便だという利用者からの苦情や横断歩道の設置を求める意見が相次いでいます。

これについて新潟市の中原八一市長は、18日の定例記者会見で触れ、
「広場の管理者や交通管理者と交通事業者で協議の結果、横断歩道の設置は困難であると結論づけられました。市民の皆さんにはご理解をいただきたいと思います」
と理解を求めた上で、別の対策を検討するために現地視察をしたいと話しました。

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