県出身の俳優・津嘉山正種(つかやま・まさね)さんの朗読劇が5日から始まり、津嘉山さんが母校の那覇商業高校を訪れチケットを贈呈しました。

津嘉山正種さんは那覇市出身の俳優で、戦争や差別などをテーマに沖縄の実情を朗読劇で表現していて、5日から5作目の上演が始まりました。

4日は、母校の那覇商業高校を訪ね、生徒に演劇に触れてほしいと15枚のチケットを贈呈しました。



津嘉山正種さん 「若いあなたたち、感性とても豊かな、そういった人たちに私は見てもらいたいです」

那覇商業高校 島袋恋生徒会長 「今回は、津嘉山さんの沖縄に対する思いとか朗読に対する気持ちだったりをこの機会に理解して、これからの沖縄につなげていけたらいいなと思っております」


津嘉山正種さんが制作・演出した朗読劇「10カウントある老ボクサーの夢」は、老いた元ボクサーと病気の少年の魂の交流を描いたドラマで、5日から3日間、那覇市の沖縄タイムスホールで上演されています。

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