死んだキーウィの「ジュン」(天王寺動物園提供)

 大阪市天王寺区の天王寺動物園は5日、42歳の鳥キーウィの「ジュン」が死んだと発表した。ジュンは雄で、1982年にニュージーランドで誕生し同年7月に来た。果物のキウイのような丸々とした姿が人気を呼んでいた。人間なら85歳以上に当たるという。  園によると、国内で唯一、キーウィを飼育しており、91年に来園した35歳の雌「プクヌイ」1羽となった。  ジュンは今年3月ごろから食べ残しが増えて運動量が低下し、流動食や点滴などの治療をしていた。今月3日まで一般公開していたが、起き上がるのが難しくなり、5日朝に死んでいるのを確認した。死因は老衰だという。


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