7月2日、熊本市の資材置き場で車の中から殺害された女性の遺体が見つかった事件で、女性の行方が分からなくなった日に、遺体が見つかった車とよく似た車が、女性の自宅前に約40分間停まっていたことが新たに分かりました。

7月2日、熊本市北区植木町の資材置き場で、軽乗用車の後部座席で死亡している熊本県山鹿市のアルバイト、河邉聡美(かわべ さとみ)さん(58)が見つかりました。

河邉さんの首には絞められた跡があり、窒息死とみられていて、警察は殺人事件として捜査しています。

一方、河邉さんの遺体が見つかる直前には、軽乗用車に乗っていた男性(50代~60代)が警察官に職務質問を受けた際に刃物で自分の腹を刺していて、男性は現在も治療を受けています。

これまでの取材で、河邉さんは車内から見つかる前日、7月1日の午前中に自宅にいるのが確認されていて、その後、午後8時までの間に行方が分からなくなったことがわかっています。

きょう(7月5日)新たに、1日の午後、資材置き場に止まっていた軽乗用車とよく似た車が河邉さんの自宅前で確認されていたことが、捜査関係者への取材などでわかりました。

記者「車は、河邉さんの自宅前や敷地内に約40分間停まっていたということです」

警察はこの車についても関連を調べていて、現在治療中の男性の回復を待って事情を聞くことにしています。

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