広島県福山市は5日、市内の中学校の敷地内で特定外来生物・セアカゴケグモが見つかったと発表しました。生徒にけがなどはないということです。

福山市によりますと、セアカゴケグモが確認されたのは福山市城興ケ丘の大門中学校で、5日午前7時50分ごろグラウンドのバックネット裏付近にあったバケツから生徒が1匹を見つけて、学校を通じ市へ連絡しました。

午前10時から市職員が校内と学校周辺を調査したところ、同じグラウンドのパイプいすに付いていたもう1匹が見つかりました。いずれもメスで、体長は1㎝ほどだったということです。

メスは毒を持ち、咬まれると腫れたり、痛みなどの症状が現れるということです。

福山市によりますと、中学校でセアカゴケグモが見つかったのは初めてですが、この中学校から東約2㎞にある坂里公園では、今年度だけでも4回確認されています。

福山市は「攻撃性はないので、素手でさわるのはやめてほしい」と注意を呼びかけています。

※画像のセアカゴケグモは福山市のホームページより

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