物価高が続く中、高栄養価・低価格の「小松菜」人気が上昇中です。
なぜ年間を通して安定した価格で提供できるのでしょうか?

「JA全農ながさき」野菜課によりますと、暖冬や4月の長雨などの影響でことし5月にはキャベツの卸売価格が前年同時期のおよそ4倍に値上がりするなど野菜の高値が続いていました。

今は高値の反動などで野菜全般の値段が落ち着いており、さらに梅雨前からの暑さで夏野菜の出回りが早く野菜全般の量が増えているということです。

中でも高栄養価と低価格を兼ね揃えた「小松菜」の人気が上がっています。全国の都市部を中心としたスーパーマーケットで「農家の直売所」を運営する株式会社農業総合研究所によりますと、小松菜は育てやすさや年に何回も収穫できる効率の良さで生産農家が増えており、暖冬の影響も加わって、生産量が増加しているということです。

そのため、ほうれんそう並みの高い栄養価を持ちながら、ほうれん草より価格が10~20%低い傾向にあり、学校給食でも人気となっています。

インスタのフォロワー100万人超えの料理ブロガーYuuさんは「栄養価が高いうえ下処理もいらない小松菜は、炒め物にもあえものにも使える。価格も安定しているのでどんどん使って欲しい」と話しています。

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