北海道の「函館バス」が“労使協定”を結ばずに、運転手らに時間外労働をさせたとして、函館区検察庁は4日、法人としての「函館バス」と、社長ら2人を労働基準法違反の罪で略式起訴しました。

略式起訴されたのは、函館などで路線バスを運行する「函館バス」と、森健二社長、内澤博昭専務です。

起訴状によりますと「函館バス」の森社長らは、2021年7月から10月までの間、有効な“労使協定”を結ばずに、運転手のべ15人に対して、時間外労働をさせた罪に問われています。

時間外労働は、1週間あたり最大5時間52分、1日あたり最大4時間20分だったということです。

今回の略式起訴について、函館バスは「結果は真摯に受け止めている」としています。

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