新潟県弥彦村の文化会館でガス管の撤去工事中に爆発が起き、4人が死傷した事故で、当時、ガスが止まっていない状態で作業していたとみられることが関係者への取材で分かりました。

この事故は6月29日、村が発注した「弥彦総合文化会館」での改修工事中に爆発が起き、作業をしていた富樫健太郎さんが死亡し、3人が重軽傷を負ったものです。

村によりますと、1階トイレの床下の配管が集中するピット内ではガス管の撤去作業が行なわれていました。

消防によりますと、富樫さんはピット内で意識がない状態で発見され、近くには切断されたガス管が発見されています。

その後の関係者への取材で、事故当時、配管のガスが止まっていない状態で作業していたとみられることがわかりました。また工事では、電動工具が使われていたということです。

警察はガスに引火した可能性があるとみて、業務上過失致死傷の疑いも視野に調べています。

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