沖縄でアメリカ兵による性犯罪が相次いでいることについて、玉城知事は、アメリカ軍の綱紀粛正が行き届いていないのであれば「由々しき事態で、激しい怒りを覚える」と述べました。

沖縄では先月、アメリカ兵による性的暴行事件が相次いで発覚しましたが、いずれの事件についても政府や警察から県に情報提供が無かったほか、きのうも海兵隊員が女性の胸を触ったとして逮捕されています。

このような状況を受け、沖縄県の玉城知事はきょうの会見で次のように述べました。

沖縄県 玉城知事
「先の事件が公表されていないがために、米軍の中でも綱紀粛正が行き届いていないのであれば、相当由々しき事態。当然、激しい怒りを覚える」

玉城知事はまた、アメリカ軍が絡む事件について政府が情報提供のあり方を見直し、きょうにも発表する見通しであることについて、実効性のあるものとなっているのか注視していく考えを示しました。

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