人気アニメ『機動戦士ガンダム』のキャラクターやモビルスーツが、ご当地ゆかりのものと競演した「ガンダムマンホール」。

青森県内で初めて設置されたむつ市が目指すのは、ガンダムの新たな巡礼スポットになることです。

青森県むつ市に「ガンダムマンホール」！

6月20日、業者によって設置されたマンホール。デザインされているのは人気アニメ『機動戦士ガンダム』に登場するキャラクターです。

「RX-78-2 ガンダム」と一緒に描かれている旧海軍の庁舎をイメージした建物は、設置場所であるむつ市の北の防人大湊安渡館がモチーフになっています。こうしたご当地ゆかりのものとコラボしたマンホールは、むつ市内にはもう一つ設置されています―。

市長も期待寄せる「ガンダムマンホール」

小泉基記者
「下北駅前の歩道にも「ガンダムマンホール」が設置され、こちらには「ズゴック」が描かれています」

この「ガンダムマンホール」はバンダイナムコグループが地域活性化のプロジェクトの一環として企画し、2024年4月に、むつ市に県内の自治体で初めて寄贈されました。

むつ市　山本知也市長
「マンホールを見に来る観光客含め、ガンダムファンが来ていただけると思うし、むつ市に来るきっかけになればと考えています」

「ガンダムマンホールプロジェクト」は2021年から始まり、むつ市を含め全国17の自治体に設置されています。

全国各地にも「ガンダムマンホール」！

新潟県魚沼市では、米どころらしく田園風景と「ガンダム」。そして、山岳信仰の地としても知られる八海山と「ギャン」が競演しました。

岡山県勝央町のマンホールには、特産の桃と「ガンダム」。地元の名所である土俵と「ザクII」が描かれています。

静岡市でアピールするのは日本最高峰の富士山。そして静岡市に「ガンダム」のプラモデル工場があること！

いまやこのマンホール自体が観光スポットとなっているようです。

静岡市のマンホールを見た人は
「静岡はホビーの街だから嬉しい」

「東静岡のシンボルとしていい」

「ガンダムマンホール」の話題性が大きいことをいかして、むつ市ではマンホールカードの発行に応募し、採用されました。

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