刃物を持った不審者が店舗内で暴れたことなどを想定し新潟市で4日、警察とスーパーが合同で防犯訓練を行いました。不審者に対し店員が使うのはスーパーに必ずおいてあるあの『かご』です。

訓練が行われたのは6日にリニューアルオープンする新潟市 西区の原信 黒埼店です。店の従業員と警察官合わせておよそ30人が参加しました。

こちらは、刃物を持った強盗犯を想定した訓練です。

従業員が強盗犯と距離をとるために使ったのは「買い物かご」。
この間に他の従業員が警察に通報し、通報を受けた警察官が強盗犯を制圧しました。

また、強盗犯を想定した訓練も行いました。
【不審者】「おい、金出せ!」
「やめてください」

こちらの訓練でも、従業員は買い物カゴを使って身の安全を確保します。

ATMのコーナーでは、詐欺被害が疑われる高齢者への声かけ訓練も行われました。
【原信 黒埼店 佐藤邦憲 店長】「詐欺とか、新潟県内でも刃物の事件が発生していますので、この訓練を教訓にしてお客様に安全安心をしっかりしていただくお店にしていきたい」

警察は店舗に対し、事件が起きた時にどう対応するのかイメージトレーニングをしておくようにと呼び掛けていました。

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