きょうも各地で猛暑日を記録する厳しい暑さの1日となりましたが、みなさんそんな日は、お風呂、どうしていますか?
ぬる湯でもOK! 夏のお風呂でむくみ改善
良原安美キャスター:
温泉療法専門医の東京都市大学・早坂信哉教授によると「夏こそ湯船につかって疲労回復を!」とのことです。
というのも夏は、屋外は暑さが厳しく、屋内はエアコンで体が冷えるため、体にストレスがかかる状態になっていることが多いそうです。交感神経ONの状態になって、なかなかリラックスできないといいます。
そこで、夜にお風呂に入ることで副交感神経をONにし、就寝前にリラックスモードに切り替えるのがいいということです。
早坂教授いわく、夏の入浴のポイントは「体温を上げずに湯船につかる」方法で、具体的には“ぬる湯”がオススメだといいます。36~38度の体温に近い温度のお湯に、20分程度つかってリラックス。
20分程度というのは長いように感じますが、“熱くも冷たくもない”不感温浴をすることで、お風呂上がりの「汗が止まらない」状態が起きにくくなるそうです。
スタジオの皆さんはお湯につかりますか?
井上貴博キャスター:
「夏こそつかった方がいい」と言われるのはわかりますが、夏は梅雨時から一切つからないです。睡眠時間を10分でも長くした方が、疲れがとれますから。
ホラン千秋キャスター:
シャワーで朝晩済ませてしまいますね。お風呂に入ると長いじゃないですか。
萩谷麻衣子 弁護士:
面倒くさいですよね。でも健康にいいというので、私は頑張って毎日、39度のお湯で入っています。たまに頭痛などがしてもお風呂に入ると治るので、やはり血行にいいのだと思います。
良原キャスター:
私はお湯につからないと眠れないくらい、お風呂は毎日マストです。
早坂教授によると、お湯につかるといいことがいろいろあります。たとえば、むくみ改善。お湯につかることで、水圧で適度な締め付けがあるためです。温度は関係ないので、ぬる湯でもむくみ改善の効果が期待できるそうです。
さらに、シャワーだけよりもお湯につかる方が、汚れや皮脂が落ちやすいといいます。
ただし、ぬるま湯は血流を良くする働きが弱いので、これを改善するには炭酸系の入浴剤を入れるといいそうです。炭酸ガスが皮膚から血管に入っていくため、熱めのお湯で体温を上げなくても、血管拡張・血流UPが期待できるとのことでした。
井上キャスター:
ぬる湯だと、ある程度長くつかった方がいいんですか?
良原キャスター:
そうです、20分程度つかった方がいいですね。
萩谷麻衣子 弁護士:
確かに36度~38度ぐらいだと、少しぬるいんですよね。私も炭酸の入浴剤を使ってみようかなと思います。
良原キャスター:
もちろん、40度前後の普段のお湯の温度でも大丈夫だという方は、それでもいいということです。
お風呂で“お休みモード”に入るコツは?
良原キャスター:
さて、お湯につかっている間は手持ち無沙汰になりやすいと思いますが、皆さんは何をしているのでしょうか。街の人に聞くと、たとえば60代の方は韓国ドラマを観ているといいます。また、40代の方は電気を消してお風呂用のライトをつけ、気分だけでも涼しくしているとのことでした。
私は5分くらいボーッとし、歯を磨いてアイメイクを落としています。お風呂の蒸気で、少し浮くんですよ。
ホランキャスター:
スチーマー代わりということですね。
良原キャスター:
早坂教授いわく「リラックスできていれば何でもOK」ですが、せっかくリラックスしているので「仕事はおすすめしません」ということでした。
井上キャスター:
動画を見たり、ラジオを聞いたり、いろいろですね。
萩谷麻衣子 弁護士:
でも、あまり集中しすぎると今度は脱水になりかねないので、水分をとった方がいいといいますよね。
良原キャスター:
実は1度のお風呂タイムで、体内から500~800mlの水分が抜けるといわれているため、入浴前後でコップ1~2杯の水分をとるようにということです。
早坂教授によると「水分を補えるものなら基本的に何でもOK」ですが、夜は、カフェインなどが含まれているコーヒーは避けた方がいいとのことでした。
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<プロフィール>
萩谷麻衣子さん
弁護士。結婚・遺産相続などの一般民事や、企業法務を数多く担当。
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