だまし取られた総額はおよそ1か月で7800万円。愛知県刈谷市の会社役員の男性がSNSで知り合った女性らに投資名目で巨額の現金をだまし取られ、警察が詐欺事件として捜査しています。
被害に遭ったのは、刈谷市に住む会社役員の50代の男性です。
警察によりますと、男性は去年9月下旬ごろから、フェイスブックで知り合った女性とLINEで連絡を取るようになり、女性から「親族が投資取引所の従業員で投資で儲かっている」と言われ、女性の親族を名乗る人物を紹介されたということです。
男性はこの親族を名乗る人物から投資用アプリのダウンロードを勧められ、その後、アプリのカスタマーサービスを名乗る人物から暗号資産の取引用の口座を指定され、ことし2月から3月までの間に、合計7800万円を振り込んでだまし取られたということです。
男性が現金を引き出そうとすると、親族を名乗る人物から手数料を要求され、男性が弁護士に相談したことで被害が発覚。
警察はSNS型投資詐欺として捜査するとともに、「SNSだけでやり取りしている相手を信用しないように」と呼びかけています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。