今年2月から3月にかけて、北海道小樽市の50代男性が、Facebookの広告を通じて知り合った人物から、2460万円をだまし取られました。警察は投資詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、小樽市の50代男性は、1月下旬、副業やFX投資で儲かるなどとうたったFacebookの広告を通じて、“投資関係情報提供者”を名乗る人物らと知り合い、LINEを交換しました。

その後、「プロトレーダーに金を預け、FX取引や暗号資産取引で資産を増やすことが出来る資金委託がある。1000万円の資金委託から始めましょう」「口座資金を運用して毎月60パーセント以上の収益を保証する」などと説明を受け、ウソの契約を結び、専用の投資アプリをインストールしました。

アプリの中では、投資した金が増えていくようすが確認できていたということで、男性は信用していったということです。

その後、男性は、資金委託という名目で、2月13日から3月7日までの間に、7回ににわたって、あわせて2460万円を指定された口座に入金しました。

男性は、新たに別の投資話を持ちかけられたことを不審に思い、弁護士に相談。

5月中旬には「投資で詐欺被害に遭い、今後のことで相談したい」と警察にも相談し、だまされたことがわかったということです。

警察は、SNSで知り合った相手から現金を要求された場合は、詐欺を疑い、警察相談電話「#9110」に相談するよう、呼びかけています。

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