福岡県久留米市の原口市長は、1日の大雨についてこれまでの治水対策の成果が発揮されたと話しました。
久留米市・原口新五市長「わずかな道路の冠水にとどまるなど、間違いなくこれまでのまた今の治水対策、施設による効果が発揮されたのがあらわれました」
久留米市の原口新五市長は2日の定例会見で、大雨による被害状況などについて説明しました。
市によりますと、道路の冠水や損壊などの被害は発生したものの、家屋の浸水や人的被害の報告はないということです。
久留米大学のグラウンドや公園の地下に整備した貯留施設など、治水対策が効果を発揮したとしています。
土橋奏太記者「大雨によって流れ出た大量の土砂が堆積し、道路を塞いでいます。現在、作業員が懸命に撤去作業を進めています」
一方、去年甚大な被害を受けた久留米市田主丸町では1日、県が進める砂防工事の現場から土砂が市道に流れ出ました。
市は、2日中に土砂を撤去し、通行止めを解除する予定です。
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