「紅麹」成分を含むサプリメントの摂取と死亡との関連が疑われる事例が新たに76人判明した問題で、武見厚生労働大臣は、先月29日に小林製薬から調査の計画を受け取ったことを明らかにしました。

小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントをめぐっては、摂取した後に死亡した人が新たに76人明らかになっていて、厚生労働省は小林製薬に対して因果関係を調査するよう指示しています。

武見厚労大臣はきょう、小林製薬から先月29日に医療機関からの情報収集など調査の進め方をまとめた計画の提出を受けたことを明らかにしました。

武見厚労大臣
「今後とも厚労省におきましては、同社における調査の状況等につきまして、しっかり管理を行い、そして調査の早期進展を促してまいりたいというふうに思います」

その上で、武見厚労大臣は今後、小林製薬による調査の進捗状況などにより、必要があれば厚生労働省が直接調査を行うこともあり得るという認識を示しました。

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