警察によりますと、仙台市泉区の60代の公務員の男性は、2023年11月、インスタグラムで知り合った外国籍の名前の女からSNSアプリ「LINE」で投資を勧められ取引サイトを開設しました。
そして、2023年12月から2024年2月16日までの間、現金約1000万円を暗号資産に換金し送金したということです。
男性は女から「おばがいいチームを持っていて必ず儲かる。正規の取引所を介しているので大丈夫」などと実在する会社名を言われたため話を信じ、さらに「小額投資では多くの利益が見込めないため多くの金を投資する必要がある」と言われ10回にわたりインターネットバンキングで金を送金しました。
送金した1000万円はサイト上では25万ドル(日本円で約4000万円)と表示されていたということです。
その後、女から「チームからの情報が切れるので全額出金した方がよい」と言われ紹介されたカスタマーセンターのスタッフを名乗る人物から資産を引き出すためにさらに手数料約800万円を請求されました。
そこで、送金が難しくなった男性が家族に相談し、被害に気付きました。
警察はSNSを通じた投資などの儲け話は詐欺の可能性が高いとして注意を呼びかけています。
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