新潟県 弥彦村の文化会館で配管工事中に爆発が起き4人が死傷した事故で、当時、ガス管の撤去作業が行われていたことが分かりました。警察は業務上過失致死傷の疑いも視野に調べています。

【記者リポート】「事故から2日経ちましたが、現場付近には今も規制線がはられています。警察と消防は今日から現場検証を行ない、なぜ爆発したのか調べています」

この事故は28日、「弥彦総合文化会館」で村が発注したトイレなどの改修工事中に爆発が起き、

当時作業していた新潟市 南区の会社員 富樫健太郎さんが死亡し、1人が重傷、2人が軽傷を負ったものです。

その爆発音は200メートルほど離れた場所でも…
【近所の人は】「鈍い音がドンドンと、車がぶつかるような音がした」

そして1日午後…
【本間芳之 弥彦村長】「今回の事故に関し、村としてはあってはならない事故で非常に残念」

弥彦村は、事故後初めて会見を開き、6人が2人組に分かれ、その内一つのチームは1階トイレの床下のピット内でガス管の撤去工事をしていたと明らかにしました。  

 消防によりますと、富樫さんはピット内で意識がない状態で発見され、近くには切断されたガス管があったということです。

警察によりますと富樫さんの死因は多発外傷で爆発の近くにいた可能性が高いとしています。

また、ガスに引火したという情報もあり、業務上過失致死傷の疑いも視野に調べています。

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