7月1日、名古屋市港区で乗客を乗せた市バスが、扉を開けたまま約80メートルにわたって走行しました。ケガ人はいませんでした。

名古屋市交通局によりますと1日午前7時25分ごろ、港区西通の「土古東行」バス停を出発した市バスが、前の扉を開けたまま約80メートルにわたって走行しました。

当時、バスには満員に近い45人ほどが乗っていましたが、ケガ人や体調不良を訴える人はいなかったということです。

運転していたのは53歳の男性運転手で、走行中の風の音で扉の閉め忘れに気付き、所属する営業所に報告しました。

運転手は、市の聞き取りに対し「閉めたと思いこんで、確認していなかった」と話しているということです。市バスが扉を開けたまま走行する事案は、ことしに入って3件目で、名古屋市交通局は運転手に対する指導を徹底するとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。