5月に閉館した大分予科練資料館のクラウドファンディングが目標の200万円を達成しました。

大分市上野にある大分予科練資料館は、元特攻隊員の川野喜一さんが収集した戦争資料およそ3000点を展示していました。喜一さんの死後、長男の孝康さんが館長を務めていましたが、今後引き継ぐ人がいないため5月に閉館しました。資料は県護国神社で保管されることになっています。

ただ、予科練の碑とゼロ戦のプロペラ機2機は、移設費用がかかることから次男の浩二さんがクラウドファンディングを立ち上げ、支援を呼びかけました。

その結果、目標額を上回る215万2000円が集まりました。多くの寄付が寄せられたことについて孝康さんと浩二さんは「賛同していただいた方々にお礼を申し上げます。父の平和への願いをしっかり後世に引き継いでまいります」とコメントしています。

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