大阪に夏の訪れを告げる「愛染まつり」が30日、大阪市天王寺区の愛染堂勝鬘院で始まった。華やかな浴衣姿の愛染娘が乗り込んだ「宝恵かご」が練り歩くパレードが行われ、見物客から大きな歓声や拍手が上がった。パレードは30日のみで、祭りは7月2日まで。  正午ごろ、8人の愛染娘が造花やちょうちんで彩られた4台のかごに乗り込み、JR天王寺駅前の公園を出発。「あいぜんさんじゃ」「商売繁盛」などと威勢のいい声を掛け合い、愛染堂までの約1・2キロを進んだ。愛染娘の1人の木原愛理さん(28)はパレード後、「伝統の祭りを後世につなぐ架け橋になれれば」と笑顔で話した。


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