警察によりますと29日午後4時50分ごろ、福島県喜多方市熱塩加納町相田の国道121号で車とクマが衝突しました。車を運転していた50代の男性に、けがはありませんでした。

クマは体長が1.5メートルほどでぶつかった後、西の方向へ立ち去ったということです。これまでの調べではクマは道路わきの雑木林から国道に飛び出し、接触したとみられ車の右前部が破損したということです。
またこの事故の約1時間後の午後6時前に事故現場の北にある喜多方市熱塩加納町米岡の県道で、事故とほぼ同じ大きさのクマ1頭(体長約1.5メートル)が目撃されました。クマはその後、山林に立ち去っということです。

喜多方市熱塩加納町では先週からクマの出没が相次いでいて、女性1人がけがをしています。警察では周辺の警戒にあたるとともに、喜多方市役所に情報提供を行い注意を呼びかけています。

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