29日夜、札幌市厚別区の路上で、タクシーの運転手の顔を殴ったとして、37歳の男が逮捕されました。

 暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区東札幌2条3丁目に住む37歳の会社員の男です。
 この男は29日午後10時ごろ、札幌市厚別区厚別中央2条4丁目の国道12号線で、65歳のタクシー運転手の男性に対し、顔面を殴った疑いが持たれています。
 運転手の男性にけがはありません。
 警察によりますと、男は手を挙げてタクシーを止めたところ「停車が遅い」などと因縁をつけて、後部ドアを蹴り、降りてきた運転手とトラブルになったということです。
 現場は厚別警察署のすぐそばで、その様子を目撃した通行人が厚別署に連絡し、駆け付けた警察官が、男をその場で逮捕しました。
 取り調べに対し、37歳の会社員の男は「殴ってない」と話し、容疑を否認しています。
 当時、男はかなり酒を飲んでいたということです。
 警察は、事件の経緯を詳しく調べています。

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