南陽市の中高生たちが議員になり、地域づくりを話し合い、実践する今年度第一回の「南陽みらい議会」がきょう開かれ、議員たちが決意表明を行いました。

南陽市では去年から、市内の中学校や高校に通う生徒たちがより良い街づくりについて話し合う「南陽みらい議会」を開いています。

きょうは今年度第一回の議会が開かれ、白岩市長が各学校から立候補してみらい議員や事務局員となった13人に委任状を手渡しました。その後、議員らが所信表明や決意表明を行いました。こちらは、議員の中から電子投票で「みらい市長」に選ばれた鈴木羚羅(れいら)さんです。

鈴木さんは隣の長井市在住ですが、南陽高校に通う中で感じる地域の魅力をより多くの人に発信していきたいと話します。

南陽みらい市長 南陽高校2年鈴木羚羅さん「僕にとって南陽市は、第二の故郷と考えています。『○○といえば南陽』と思ってもらえる南陽市に近づけていける取り組みを目指します。」

みらい議会では、実際に市から50万円の予算が割り当てられ、今後の議会で決定した政策に使われるということです。 

南陽みらい市長 南陽高校2年 鈴木羚羅さん「(50万円の予算は)税金から、ということなので、重い責任を感じています。(市民にとって)納得した使い方ができればなと思います。」

南陽みらい副市長 赤湯中学校3年飯田日翔(にちか)さん「小さい子や大人まで楽しめる遊びのイベントや、PRが重要になると思うので、PRを意識したイベントを行いたいと思っています。」

今後は、7月と8月の議会を経て、政策の実現に向けた取り組みを行っていくということです。

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