山形屋が設立した持ち株会社の取締役会長に、九州経済研究所の中元公明社長が就任するとみられることがわかりました。

山形屋は経営悪化を受けて私的整理の一種「事業再生ADR」を申請し、今月24日付けで持ち株会社の山形屋ホールディングスを設立しました。

関係者によりますと、山形屋ホールディングスの取締役会長に、鹿児島銀行の関連会社である九州経済研究所の中元公明社長が就任する予定だということです。

このほか、代表取締役社長に山形屋の岩元純吉会長、取締役に山形屋の岩元修士社長、鹿児島銀行から1人、東京のファンド運営会社の1人が就任予定です。

役員体制は来月開かれる株主総会・取締役会で正式に決定します。

山形屋によりますと、持ち株会社の資本金は5400万円で、現在24社ある関連会社を15社に再編成し、新体制は8月1日から始動するということです。

山形屋グループは去年12月、経営悪化を受けて「事業再生ADR」を申請。債権者の17の金融機関は、先月28日、山形屋が提示した事業再生計画に合意し計画は実行に移っています。

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