半導体製造大手のTSMCの進出などに伴う熊本県菊陽町周辺の交通渋滞改善を求めて、労働組合などでつくる団体が菊陽町に要望書を提出しました。

きのう(今月28日)熊本学園大学名誉教授の「国民の足を守る熊本県民会議」坂本正会長が、菊陽町の小牧裕明副町長に要望書を提出しました。

坂本会長は「生活道路が工場道路となって周辺住民に影響が出ている」として、TSMCや周辺の企業に「交通コーディネーター」呼ばれる専門スタッフを配置することや、相乗り通勤の促進などを要望しました。


これに対し小牧副町長は、周辺の企業が時差出勤やフレックスタイム制を導入するなど積極的に協力していて、道路の拡張工事も国の予算を活用しながら行っているとして、住民にも理解してもらえるよう周知していきたいと述べました。

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