青森県六ヶ所村の使用済み核燃料の再処理工場で、原子力規制委員会による現地調査が行われ、委員が重大事故の対策などを確かめました。

六ヶ所村にある日本原燃の再処理事業所を訪れたのは、原子力規制委員会の田中 知委員を始め13人です。

田中委員たちは現在、設計や工事計画の審査をしている再処理工場で重大事故の対策などを確認しました。

このうち、事故が発生して建物が壊れた時には、放水をすることで放射線物質が外へ拡散するのを抑えられるかを確かめました。

原子力規制委員会 田中 知委員
「竜巻対策とか、重大事故に対する設備があるかなど見させていただきましたが、全体的にしっかりとやっていると思いながらもわれわれは審査して、どういうところがポイントなのか、指摘しながらさらに審査が進んでいくと思います」

日本原燃は、再処理工場の完成時期の目標について現時点では目標を「2024年9月」としながらも厳しくなっているとしています。

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