南九州最大の祭り・おはら祭で去年、旧統一教会の踊り連が参加したことを受け、祭りを主催する振興会が参加団体に一定の基準を設けることを総会で報告しました。
おはら祭を巡っては去年、元信者らが高額献金などの被害を訴える旧統一教会=世界平和統一家庭連合の踊り連が参加し、疑問の声が寄せられていました。
28日、開かれた祭りを主催する振興会の総会で、新たに一定の参加基準を設けることが報告されました。暴力団などのほか参加がふさわしくないと判断した踊り連などについて参加を断るとしています。
ことしの踊り連などの参加は来月1日から8月末まで募集しますが、申し込み内容を見て判断し、「参加を断る場合は理由を説明する」としています。
(おはら祭振興会会長・鹿児島市 下鶴隆央市長)「市民の皆様に楽しんでいただける祭りを実現するために必要な規約・基準を設けた」「しっかりとおはら祭振興会としてこの規約に基づき、取り組んでいきたい」
また、総会では73回目のことしの事業計画案も承認されました。おはら祭は11月2日の夜まつりと3日の本まつりの2日間行われます。
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