26日、煙が上がった東京都千代田区の現場付近。上はJR中央線

 JR東日本は28日、飯田橋駅(東京都千代田区)付近での26日の発煙トラブルについて、線路と隣接する変電所を結ぶケーブルの一部が断線したことで発熱し、出火したとみられると発表した。経年劣化によって切れた可能性がある。  JR東によると、出火したケーブルは1999年に設置され、今月3日の検査では異常はなかった。同社は同様の設備がある約300カ所を7月末までに緊急点検する。  発煙は26日午前8時40分ごろ発生。中央線快速は東京―高尾間、中央・総武線は千葉―三鷹間で復旧作業などのため2度にわたって運転を見合わせた。同日午後2時ごろに運転を再開し、約14万9千人に影響した。


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