物価高が影響してふるさと納税の活用に変化が起きています。

返礼品に日用品を選ぶ人が増加しています。

Q ふるさと納税活用していますか?
街の人は:
「やっています。フルーツや冷凍品をもらうことが多い」

街の人は:
「娘がやっていて北海道のものをおすそ分けでもらっている」

市場規模が年々拡大し1兆円にせまっている ふるさと納税。



甲府市は25日 返礼品を扱う事業者を対象に、寄付額増加の戦略を考える勉強会を開きました。

講演会の講師:
「ちょっとしたアクションをするだけで、寄付件数が1か月で1000件集まったり、1年間に1万件集まる事例がよくある」



ふるさと納税は物価高が影響して、選ばれている返礼品に変化が起きています。

街の人:
「南アルプスの水をこの前頼んだ。あとトイレットペーパー」

Q 普段使うものが増えている?
街の人:
「そうですね。増えていますね。」



街の人:
「(返礼品で)普段使えるものに興味がある」



寄付総額が県内トップの富士吉田市ではトイレットペーパーとシャンプー、それにミネラルウォーターの返礼品としての扱いは5年前から人気が高まっているということです。



甲府市のふるさと納税アドバイザー山田穂高さんによりますと、物価高が続いているため、ふるさと納税の返礼品に高級な嗜好品ではなく日用雑貨やコメなどを選ぶ人が増えているということです。

甲府市 ふるさと納税課 土橋克己課長:
「自宅まで届けてもらえるというのが、おコメやトイレットペーパーがすごく需要がある。昨今の物価高も影響しているのではないかと推測している」



物価高が続けば、ふるさと納税を生活防衛に活用する動きが広がっていくのかもしれません。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。