長崎大学は、来年度入学者の選抜から情報データ科学部と工学部に「女子枠」を導入すると発表しました。

長崎大学が入学者選抜に「女子枠」を導入するのは初めて。女子学生の割合が低い情報データ科学部と工学部が対象で、来年度の募集人数は情報データ科学部が10人、工学部が12人となっています。

長崎大学 井上徹志 副学長:
「『実社会課題解決プログラム』という授業が最近増えている。問題を見つけ解決策を考える力を学ぶ。女性が入って多様な意見を交わすことは学習効果として非常に有利に働く」

さらに長崎大学は、再来年度の入学者から医学部医学科の募集枠も見直します。
地域医療を支える人材の育成を目的に、卒業後長崎大学病院などで一定期間業務することを条件とする募集枠を10人増やし、一般選抜を10人減らすということです。

長崎大学の入試要項は28日、大学のホームページに掲載される予定です。

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