26日、九州電力の株主総会が開かれ、原発の廃止を求める議案など株主が提案した18議案すべてが否決されました。

九州電力の株主総会には、約250人の株主が出席しました。

総会で池辺和弘社長は、今年度の業績予想として経常利益は前年度に比べて1280億円少ない約1100億円を見込んでいると報告しました。

株主は、能登半島地震の被害などを例に玄海原発と川内原発の廃止のほか、再生可能エネルギーの導入や拡大を目指す委員会の設置などを求める18の議案を提案しましたが、すべて反対多数で否決されました。

総会後の会見で池辺社長は、地球温暖化防止の点から「原子力も使って行かなければならない」との考えを強調しました。

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