旭川中２女子いじめ凍死の報告書ネット流出問題、サイト運営側が削除要請に応じる　掲載理由「いわれなき中傷を受けた人たちを救済したい」と説明

　北海道旭川市で凍死した女子中学生へのいじめに関する調査報告書とみられる文書がインターネット上に流出した問題で、掲載したサイト側が、26日夜までに文書を削除したことがわかりました。

　2021年に旭川市でいじめを受けていた中学２年の廣瀬爽彩さんが凍死した問題で、第三者委員会の報告書とみられる文書がマスキングされずにインターネットの「いじめ撲滅」をうたうサイトに掲載されていました。
　旭川市教委は「特定の個人のプライバシーに触れる部分もあり、保護する必要がある」として、サイトの運営側に電子メールと電話で削除を要請していました。
　その後、サイト側は要請に応じ、26日夜までに文書を削除しました。

　サイトの運営者は、掲載した理由について「週刊誌報道などでいわれなき中傷を受けた人たちを救済したいという思いで掲載した。削除要請があれば対話の上で検討する」とHBCの取材に話していました。

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