今月22日、長崎空港から愛知・中部国際空港に向かっていた全日空機で、気圧低下を示す警報が作動したトラブルで、国交省は26日「重大インシデント」に認定しました。

国交省と全日空によりますと、今月22日午前9時48分に長崎空港を離陸し中部国際空港に向かっていた全日空のボーイング737型機が、午前10時半ごろ和歌山県の上空約7600メートルで機内の気圧の低下を示す警報が作動しました。

その後、当該機は緊急事態を宣言して降下を続けたところ、気圧が正常の範囲内に戻り、午前10時57分に中部国際空港に着陸しました。

この便には乗員乗客あわせて104人が乗っていて、11人が倦怠感などの体調不良を訴えたということです。

このトラブルについて、国交省は26日、航空機内の気圧が異常に低下した事態で「重大インシデント」と認定しました。

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