小林製薬の「紅麹」をめぐる問題を受け、消費者庁が全ての機能性表示食品について事業者に緊急点検を求めた結果、35製品で147件の健康被害の報告があったと発表しました。

小林製薬の「紅麹」をめぐる問題を受け、消費者庁が、全ての機能性表示食品6795製品について事業者に緊急点検を求めた結果、35製品について147件の健康被害の報告が医師などから寄せられていたことが分かりました。

これまで寄せられた報告の中に死亡例はなかったものの、入院に至ったケースが複数あったということです。

機能性表示食品の届け出ガイドラインでは、健康被害が広がる恐れがある場合には、報告するよう求めているため、35製品の事業者はいずれも、緊急点検に対して「消費者庁への報告は不要」と回答しています。

消費者庁は「製品と健康被害との因果関係について、明らかではないものも含まれる」としています。

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