新潟県の柏崎刈羽原発の使用済み核燃料が、2024年9月までに青森県むつ市の中間貯蔵施設に搬入される見通しであることを受け、青森県と柏崎市が今後、連携して取り組みを進めることになりました。

新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は26日、青森県の宮下宗一郎知事を訪ね、むつ市の使用済み核燃料の中間貯蔵施設の操業を見据え会談しました。

柏崎刈羽原発で保管されている使用済み核燃料は、今後、その一部をむつ市の中間貯蔵施設に移動させて保管することになっています。これを受けて、柏崎市と青森県は中間貯蔵に関する安全協定を青森県が締結したあとに、情報を共有しながら連携して取り組みを進めることを確認しました。

青森県 宮下宗一郎知事
「国に協力している立場だっていうことを、やっぱりしっかりと私達はですね、一緒に示していく必要があるというふうに思っていますので、ぜひその点はですね、新潟の中でもご共有いただければというふうに思っております」

宮下知事は、中間貯蔵の事業を巡る課題を今後、国へ訴えていくとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。