8人が死亡し、およそ600人が重軽傷を負った松本サリン事件の発生から27日で30年となります。

現場近くの公園には26日の朝、献花台が設置され、住民が犠牲者を悼みました。


献花台は、1人が犠牲となった明治生命寮の跡地にある田町児童遊園に、地元町会の関係者などが設置しました。

町会が献花台を設置するのは事件後、初めてということです。

田町地区 吉見隆男町会長:
「30年前にここで7名の方がお亡くなりになっているのも事実ですし、こういう機会なので、献花台を設置したらどうかなということで設置しました」

献花台には近くに住む人も訪れ花を手向けました。


献花に訪れた人:
「30年経っても忘れないし、いくら献花しても失われた命は戻って来ませんけれど、少しでも慰めになればと思って」

献花台は、28日まで設置されます。

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