岩手県の釜石湾で養殖されているサクラマスの水揚げが始まりました。魚市場ではその味を知ってもらおうと、試食会も行われました。

サクラマスは、三陸地方で「ママス」と呼ばれるサケ科の魚です。
秋サケなど天然資源の減少を受けて、岩手県釜石市が企業や岩手大学と連携して4年前から海面養殖に取り組んでいるもので、「釜石はまゆりサクラマス」の名称で消費の拡大に力を入れています。
26日朝は、体長60センチ重さ3キロほどに成長したサクラマスおよそ11トンが魚市場に水揚げされました。


市場ではそのおいしさを知ってもらおうと、試食会で刺し身や加熱したものが関係者に振る舞われました。

(試食した関係者は)
「脂もさっぱりしていてとても食べやすかったと感じました」

水揚げは7月10日ごろまで行われ、東北や首都圏を中心に出荷される計画です。

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