東北電力の株主総会が26日、仙台市内で開かれていて一部の株主から女川原発2号機の再稼働の中止を求める議案が提出されました。

東北電力本店で開かれている100回目の株主総会には、株主およそ200人が出席しました。総会で樋口康二郎社長は、昨年度決算の経常利益が2919億円と過去最高になったことや、今年5月に女川原発2号機の安全対策工事が完了したことなどを報告しました。

その後、一部の株主から今年9月頃に予定されている女川原発2号機の再稼働について、中止を求める議案が共同で提出されました。

その理由として、今年1月に発生した能登半島地震で道路が寸断されたことから、女川原発の避難計画の見直しが必要などとしています。東北電力の株主総会は、現在も続いています。

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