きょうはふるさと納税について、ポイント付与サイト経由での寄付が来年10月から禁止されるとのニュースが話題となっています。

ふるさと納税をしている人は、定額減税への影響も気になるところでは?

あらためて定額減税の気になるポイントとふるさと納税への影響などを、かんたんにチェックしてみましょう。

定額減税対象者は?

給与収入2000万円以下の人です。子供も対象になります。

定額減税の内容は?

所得者本人と扶養家族1人につき所得税3万円と住民税1万円が減税されます。合計4万円になるため「定額減税は4万円」とわかりやすく言われています。

誰が実際に減税される?

〇単身や扶養なしの人 →本人の給与から4万円が減税されます。

〇4人家族 ※父、妻(専業主婦か収入103万円以下、子2人の場合) →4万円×4人分=16万円の減税を父が受けます。簡単に言えば、4万円が家族の人数分減税されるのが定額減税ということです。

いつ、どんな風に減税?

〇所得税 →6月の給与・ボーナスから減税されます。※引き切れない場合は翌月以降繰り越し処理されます。

〇住民税 →7月以降11回に渡って減税されます。一気に減税されるわけではないので、住民税についてはありがたみは半減するかも?

ふるさと納税は?

国、自治体によると「上限額に影響はありません」とのことです。

定額減税は本来納めるはずの税金が戻るものです。年収が変わるわけではないので上限額が上がることもありません。

〇また、ふるさと納税の限度額は”定額減税実施前の所得”で計算されます。寄付の上限額に変更はありません。

★ポイント ふるさと納税の控除と定額減税が重なったら?

〇仮に時期が重なってもふるさと納税の控除計算後に定額減税が計算されます。ふるさと納税の控除枠が無駄になることはありません。

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